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5時間以内で読めるミステリー小説

実際に読んだときの時間が5時間以内だった作品です。読む速さには個人差があるので、長さの目安として見てください。評価の高い順に並べました。

評価の高い順(44冊)

  1. 教室に並んだ背表紙相沢沙呼 ・ ★5 ・ 本格 ・ 重いが前を向ける ・ 入門図書室が、ただ本を借りるだけの場所じゃないのがいい。少女たちの居場所のなさには、簡単に励ませないものを感じる。
  2. 猫弁 天才百瀬とやっかいな依頼人たち大山淳子 ・ ★5 ・ リーガル ・ 感動 ・ 入門百瀬の不器用な優しさが好き。難しい依頼も、まずそこにいる人や猫のことを考える、その順番がいい。
  3. ST 警視庁科学特捜班 青の調査ファイル今野敏 ・ ★4 ・ 警察小説 ・ 爽快 ・ 入門心霊番組の事件に科学で切り込む組み合わせがいい。青山の個性も含めて、STの専門家らしい視点が楽しい。
  4. ZOO 1乙一 ・ ★4 ・ ミステリー周辺 ・ 不穏 ・ 入門残酷さだけでなく、寂しさが混じるところが好き。短編ごとに温度が違うので、同じ調子で構えていられない。
  5. あなたに謎と幸福を宮部みゆき ・ ★4 ・ ミステリー周辺 ・ 感動 ・ 入門謎が解けた先に、誰かへの理解がある話が好き。温かいだけで済まない、人の事情がある短編集なのがいい。
  6. あなたの不幸は蜜の味宮部みゆき ・ ★4 ・ イヤミス ・ 不穏 ・ 入門他人の不幸を気にしてしまう感情を、他人事にできないのが嫌で面白い。短編ごとに悪意の形が違うところが好き。
  7. ある閉ざされた雪の山荘で東野圭吾 ・ ★4 ・ 本格 ・ 不穏 ・ 入門これは芝居なのか、本当に事件なのか。その境目が曖昧なのが怖くて面白い。役者ばかりという状況も疑心暗鬼にぴったり。
  8. おれは非情勤東野圭吾 ・ ★4 ・ ハードボイルド ・ 爽快 ・ 入門熱血すぎない先生が、学校の謎にはちゃんと向き合うのがいい。子ども向けの入口でも、推理は軽く扱わないところが好き。
  9. スウェーデン館の謎有栖川有栖 ・ ★4 ・ 本格 ・ ほろ苦い ・ 入門雪の足跡から状況を考える、こういう謎が好き。寒い景色と人間関係の切なさが似合う舞台だと思う。
  10. ばけもの好む中将 平安不思議めぐり瀬川貴次 ・ ★4 ・ 歴史 ・ 爽快 ・ 入門怪異に会いたがる中将と、付き合わされる宗孝の温度差が楽しい。平安ものでも身構えすぎず、二人の会話に近づけるのがいい。
  11. わんダフル・デイズ横関大 ・ ★4 ・ 日常の謎 ・ 感動 ・ 入門犬をかわいいだけの存在にしないところがいい。飼い主や訓練士の弱さも含めて、人と犬の関係を考えたくなる。
  12. 英国庭園の謎有栖川有栖 ・ ★4 ・ 歴史 ・ 爽快 ・ 入門短い事件でも、火村が一つずつ理屈を詰めるところが好き。会話の親しみやすさがあって、堅苦しくならないのもいい。
  13. 恩はあだで返せ逢坂剛 ・ ★4 ・ 社会派 ・ 爽快 ・ 入門立派すぎない刑事コンビだから、失敗にも親しみがある。緊張しっぱなしの警察ものより、こういう掛け合いが欲しい日もある。
  14. 下鴨アンティーク アリスの宝箱白川紺子 ・ ★4 ・ 歴史 ・ 感動 ・ 入門本編の脇にあった思いや記憶へ触れられるのが好き。大きな事件より、好きな人物のことをもう少し知るための一冊。
  15. 下鴨アンティーク(回転木馬とレモンパイ)白川紺子 ・ ★4 ・ 日常の謎 ・ ほろ苦い ・ 入門古い着物に残る思い、という題材が好き。京都の景色だけでなく、物を手放せない人の気持ちにも引かれる。
  16. 怪しい隣人小池真理子 ・ ★4 ・ 社会派 ・ 不穏 ・ 入門少し親切にしただけなのに、という怖さが身近。悪い人を避ければ済む話ではないところが、嫌であり面白い。
  17. 妻の女友達小池真理子 ・ ★4 ・ 社会派 ・ 不穏 ・ 入門家に来る友人という、ごく普通の存在が怖くなる。平穏を守りたいだけの気持ちが、どこで危うくなるのか気になる。
  18. 私たちが星座を盗んだ理由北山猛邦 ・ ★4 ・ ミステリー周辺 ・ ほろ苦い ・ 入門星座や童話のきれいなイメージを、素直に受け取れない感じが好き。幻想的な設定と謎がつながるところに引かれる。
  19. 新装版・殺しの四人 仕掛人・藤枝梅安(一)池波正太郎 ・ ★4 ・ 歴史 ・ ほろ苦い ・ 入門人を治しながら殺しもする梅安の矛盾がいい。善人か悪人かでは割り切れないところに、このシリーズの味を感じる。
  20. 神様ゲーム麻耶雄嵩 ・ ★4 ・ 本格 ・ 不穏 ・ 中級何でも知っている子がいたら、推理はどうなるんだろう。子どもの世界だからこそ、無邪気さと残酷さの近さが怖い。
  21. 赤い指東野圭吾 ・ ★4 ・ 社会派 ・ 重い ・ 入門家族を守るという言葉が、こんなにも怖くなる。加賀の捜査より先に、この親子の関係をどう受け止めるかで立ち止まる。
  22. 猫弁と指輪物語大山淳子 ・ ★4 ・ リーガル ・ 感動 ・ 入門猫の小さな謎から、人の問題までつながっていくのが好き。百瀬の優しさに、ちゃんと考える力が伴っているのがいい。
  23. 猫弁と少女探偵大山淳子 ・ ★4 ・ リーガル ・ 感動 ・ 入門少女と百瀬が一緒に猫を探す、それだけでも好きな組み合わせ。大人の都合で子どもの気持ちを小さく扱わないでほしいと思う。
  24. 猫弁と透明人間大山淳子 ・ ★4 ・ リーガル ・ 感動 ・ 入門うまく人と話せない事情を、変わった人の一言で済ませないのがいい。百瀬のところに人や動物が集まる理由がわかる気がする。
  25. 箱庭図書館乙一 ・ ★4 ・ 日常の謎 ・ ほろ苦い ・ 入門怖い話だけ、優しい話だけにならないところが好き。大きな仕掛けより、人と人の少しずれた距離感に引かれる短編集。
  26. 被害者は誰?貫井徳郎 ・ ★4 ・ 本格 ・ 爽快 ・ 入門誰が殺したかではなく、誰が殺されたか。問いを変えるだけでこんなに面白くなるのが好き。思い込みを点検したくなる。
  27. 浜村渚の計算ノート青柳碧人 ・ ★4 ・ 歴史 ・ 爽快 ・ 入門数学を武器にする渚の発想が好き。大きすぎる設定も含めて、難しい顔をせずに楽しみながら考えられるのがいい。
  28. 浜村渚の計算ノート 2さつめ ふしぎの国の期末テスト青柳碧人 ・ ★4 ・ 警察小説 ・ 爽快 ・ 入門数学を使って事件に立ち向かう渚がいい。公式を覚えるだけの勉強とは違う、発想する楽しさを感じる。
  29. 僕らだって扉くらい開けられる行成薫 ・ ★4 ・ 特殊設定 ・ 爽快 ・ 入門ちょっとしか役に立たない超能力、というのがいい。強い一人に任せるより、弱い力を持ち寄って工夫するほうが好きだ。
  30. 名探偵の掟東野圭吾 ・ ★4 ・ 本格 ・ 爽快 ・ 中級ミステリのお約束をここまで茶化していいんだ、と思う。探偵ものが好きだからこそ笑えるけれど、たまに耳が痛い。
  31. 捩れ屋敷の利鈍森博嗣 ・ ★4 ・ 本格 ・ 爽快 ・ 中級建物の形そのものが謎になるのが楽しい。頭の中で空間を組み立てる必要があって、短くても気軽には済まないところがいい。
  32. 22年目の告白ー私が殺人犯ですー浜口倫太郎 ・ ★3 ・ 警察小説 ・ 不穏 ・ 入門時効のあとに名乗り出る、というやり方が嫌らしくて気になる。世間の熱狂と遺族の気持ちのずれが苦い。
  33. イヤミス短篇集真梨幸子 ・ ★3 ・ イヤミス ・ 不穏 ・ 入門同窓会や日常の付き合いにある、見せたくない感情が怖い。強い悪意が続くので、温かい話が欲しい気分には合わない。
  34. お手伝いさんはスーパースパイ!赤川次郎 ・ ★3 ・ ミステリー周辺 ・ 爽快 ・ 入門普通のお手伝いさんが騒動に巻き込まれる、その気軽さがいい。緻密に考えるより、振り回される面白さを楽しむタイプ。
  35. ゾラ・一撃・さようなら森博嗣 ・ ★3 ・ ハードボイルド ・ 爽快 ・ 中級森博嗣の会話がハードボイルドに入るとどうなるか、という面白さがある。事件の筋より、人物同士の距離感に引かれる。
  36. ばけもの好む中将 参 天狗の神隠し瀬川貴次 ・ ★3 ・ 歴史 ・ 爽快 ・ 入門怪異が気になる中将と宗孝の組み合わせが好き。怖さに身構えるより、二人がまた何に巻き込まれるのかを楽しむ一冊。
  37. ペルシャ猫の謎有栖川有栖 ・ ★3 ・ 歴史 ・ 爽快 ・ 入門火村と有栖のやり取りが好き。大きな一発の驚きより、小さな事件ごとの着眼点を楽しむ短編集として気分に合う。
  38. まどろむ夜のUFO角田光代 ・ ★3 ・ 日常の謎 ・ 考えさせられる ・ 中級自分の居場所がよくわからない感じが気になる。謎の答えを求めるより、日常の少し居心地が悪いところを眺める話だと思う。
  39. 異人館画廊(幻想庭園と罠のある風景)谷瑞恵 ・ ★3 ・ 歴史 ・ 不穏 ・ 入門絵画と庭園の雰囲気が好み。美術の意味を読み解く楽しさはあるけれど、推理だけを求めると少し違うタイプだと思う。
  40. 一番線に謎が到着します二宮敦人 ・ ★3 ・ 日常の謎 ・ 感動 ・ 入門駅の日常にある小さな謎が好き。大がかりなトリックより、駅員と利用客が少しだけわかり合うような話に引かれる。
  41. 名探偵の呪縛東野圭吾 ・ ★3 ・ 本格 ・ ほろ苦い ・ 中級推理小説そのものを題材にする遊び心が好き。ただ、普通の事件ものを求める気分だと少し違う。探偵の存在意義を考える話として面白い。
  42. 妖怪アパートの幽雅な日常9香月日輪 ・ ★3 ・ 日常の謎 ・ 重いが前を向ける ・ 入門妖怪のいる暮らしなのに、人との付き合い方が気になる。謎を解くより、夕士と仲間の関係を追うシリーズとして好き。
  43. φは壊れたね森博嗣 ・ ★3 ・ 本格 ・ 不穏 ・ 中級映像に映っているから確か、と思いたくなるところが怖い。事件単体の謎に加えて、シリーズの先まで気になる作り。
  44. びっくり館の殺人綾辻行人 ・ ★2 ・ 本格 ・ 不穏 ・ 入門人形と腹話術の気味悪さはいい。ただ、論理で気持ちよくほどける謎を求める自分には、悪夢っぽさが少し勝ちすぎる。

評価・読後感・難易度は、実際に読んで付けたものです。決め方は 「評価・読後感・難易度の付け方」に書いています。

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