古い着物に残る思い、という題材が好き。京都の景色だけでなく、物を手放せない人の気持ちにも引かれる。
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京都・下鴨の古い家で暮らす鹿乃は、祖母が残した着物にまつわる不思議な出来事に関わっている。柄や仕立てに残された思いは、持ち主の記憶や家族の事情につながっていた。兄や身近な人たちとの日々を送りながら、鹿乃は着物が伝えようとするものを考える。古いものの由来を調べる時間と、若い登場人物たちの今の気持ちが重なっていく。京都の風物と着物を背景にした、やさしい幻想ミステリーの続編。
もう一度読みたいか、人に勧めたいか。
謎より人物描写・社会描写に比重がある
登場人物が少なく、時系列も素直。ミステリーを読み慣れていなくても迷わない
切なさや余韻が長く残る
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執筆:めっぽ ・ 読んだ版:paperback
採点:2026年9月27日(選書スコア定義書 v1.1) ・ 更新:2026年9月27日
出典:書名・著者・版元・刊行日・ISBN