巻頭で真相の一部を明かしたうえで読ませる、構造そのものが仕掛けになった本格ミステリー。知っているはずの情報が、かえって推理を惑わせる。
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巻頭に7つのネタバレが置かれている。「島での最初の犠牲者は名探偵」「登場人物の一人は偽名」「島では四人が殺される」「共犯者がいる」。
作中作「双紋島の殺人」は、嵐で閉ざされた孤島での連続殺人を描く。そしてそれは、現実に起きた事件をもとにしたノンフィクションノベルだという設定になっている。
事件に巻き込まれたミステリー作家が、真相の解明を読者に求めて小説の形にした——という枠組みのもとで物語が進む。
もう一度読みたいか、人に勧めたいか。
ほぼ謎解き。推理の過程そのものが読みどころ
前提知識や独特の形式を求められる。ジャンルを読み込んだ人向け
落ち着かない気分が残る
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執筆:めっぽ ・ 読んだ版:単行本
採点:2026年9月20日(選書スコア定義書 v1.1) ・ 更新:2026年9月20日
出典:書名・著者・版元・発売日・定価・ISBN