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『その可能性はすでに考えた』の書影
本格

その可能性はすでに考えた

井上真偽 ・ 講談社 ・ 2018年2月 ・ 全1巻

5 / 5めっぽの評価

奇蹟を証明するために推理する、という逆向きの発想が好き。可能性を徹底的に潰していく、理屈っぽさがむしろいい。

読了時間約 7.5 時間
謎の濃度5 / 5
読後感考えさせられる

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あらすじ

探偵・上苙丞のもとに、宗教団体で起きた大量死にまつわる話が持ち込まれる。常識では説明しにくい現場と、生存者の語る出来事を前に、普通の捜査だけでは話が進まない。上苙が取り組むのは、まず事件を論理的に整理し、人間の行為として説明できる可能性を一つずつ検討することだった。超常的に見える現象にも条件を置き、証言を読み直す。奇跡という言葉と推理の手順が同じ事件の中で交わる。

作品データ

著者
井上真偽
版元
講談社
発売日
2018年2月15日
形式
長編(全1巻)
時系列
一部回想 ・ 数週間〜1年
文体
みっしり
読む順
単独で完結
探偵役
職業探偵
主要人物
10人 ・ 視点3
ISBN
本 9784062938532

スコア

総合満足度5 / 5

もう一度読みたいか、人に勧めたいか。

謎の濃度5 / 5

ほぼ謎解き。推理の過程そのものが読みどころ

難易度玄人向け

前提知識や独特の形式を求められる。ジャンルを読み込んだ人向け

読後感考えさせられる

答えの出ない問いが残り、しばらく考え込む

内容に関する注意(2件)

こんな人に向く

こんな人には向かない

読む前によくある疑問

ネタバレを踏まずに読めますか
読めます。このページは既定で、結末や仕掛けに触れない状態で表示しています。 仕掛けの強度・フェアプレイ度・再読価値は、下の「ネタバレの設定」で 自分で開いたときだけ出ます。開くまでは、ページのどこにも値を書き込んでいません。
重い話ですか
読後感は「考えさせられる」です。 内容に関する注意として、強い暴力・流血・子どもへの加害を挙げています。気持ちが沈んでいるときは避けたほうが無難です。
シリーズものですか
この作品だけで完結します。前に読んでおくべき作品はありません。
ミステリーを読み慣れていなくても大丈夫ですか
難易度は3段階で「玄人向け」としています。前提知識や独特の形式を求められます。ジャンルを読み込んだ人向けです。
謎解き重視の作品ですか
謎の濃度は5段階で5です。ほぼ謎解き。推理の過程そのものが読みどころ。 トリックや密室を一番に求める場合は、濃度の高い作品のほうが合います。

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執筆:めっぽ ・ 読んだ版:paperback
採点:2026年9月27日(選書スコア定義書 v1.1) ・ 更新:2026年9月27日
出典:書名・著者・版元・刊行日・ISBN