別の事件に見えるものが、人の事情を通じて近づいてくるのが好き。夏目の前で見せる顔だけが、その人の全部ではないと思う。
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刑事の夏目信人は、殺人事件と、その背景にある過去の犯罪を追うことになる。関係者が見せる姿や言葉だけでは、それぞれの立場を判断できない。傷つけられた人、罪を犯した人、その家族が抱える事情は、一枚の記録には収まらない。夏目は同僚たちと捜査を進めながら、目の前の証言を丁寧に確かめる。人は他人をどう見て、自分をどう映しているのかという問いが、事件の調査と重なる長編。
もう一度読みたいか、人に勧めたいか。
謎解きとドラマが拮抗している
登場人物が少なく、時系列も素直。ミステリーを読み慣れていなくても迷わない
答えの出ない問いが残り、しばらく考え込む
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執筆:めっぽ ・ 読んだ版:paperback
採点:2026年9月27日(選書スコア定義書 v1.1) ・ 更新:2026年9月27日
出典:書名・著者・版元・刊行日・ISBN