江戸の人情に、証言を疑う本格ものの面白さが重なるのがいい。佐吉と一緒に、話の小さなずれを拾いたくなる。
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江戸で暮らす佐吉は、人の話に耳を傾け、町で起きる不審な出来事に関わっていく。見かけたはずの人物や、家族の言動の食い違いなど、小さな疑問にも暮らしの事情が隠れている。新しく家庭を持った佐吉にとって、他人の家の問題は遠いものとも言い切れない。人々が守りたいものと、口にしないことをたどり、日常の中の謎を解いていく。表題作を含め、町人の生活と人情を描く蛇目の佐吉の捕物帖。
もう一度読みたいか、人に勧めたいか。
謎解きが物語を駆動する
登場人物が少なく、時系列も素直。ミステリーを読み慣れていなくても迷わない
切なさや余韻が長く残る
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執筆:めっぽ ・ 読んだ版:paperback
採点:2026年9月27日(選書スコア定義書 v1.1) ・ 更新:2026年9月27日
出典:書名・著者・版元・刊行日・ISBN