牢にいる人を、罪名だけで見ない登の立場がいい。若さゆえの危うさもあって、正しさだけでは済まない人情に引かれる。
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若い医師の立花登は、叔父を頼って江戸へ出てきて、牢にいる者の診療をする獄医となる。家では肩身の狭い思いをしながらも、牢内で出会う人々の話が気にかかる。罪に問われているからといって、その人の事情がすべて記録どおりとは限らない。柔術の腕も持つ登は、頼まれ事や疑問をきっかけに町へ出て調べ始める。若者の成長と、牢の内外に続く人生を描いた連作時代小説の第一巻。
もう一度読みたいか、人に勧めたいか。
謎解きとドラマが拮抗している
登場人物が少なく、時系列も素直。ミステリーを読み慣れていなくても迷わない
切なさや余韻が長く残る
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執筆:めっぽ ・ 読んだ版:paperback
採点:2026年9月27日(選書スコア定義書 v1.1) ・ 更新:2026年9月27日
出典:書名・著者・版元・刊行日・ISBN