結末のない物語から事件を探る、という仕組みがとても好み。派手さより、文章の意味を一つずつ考える時間がいい。
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古書店で働く芳光は、亡くなった作家の娘から、散逸した五つの短編を探す仕事を頼まれる。作家が書き残した物語は、結末が欠けた状態で残っていた。芳光は作品を集めるため関係者を訪ね、短編と作者にまつわる話を読んでいく。物語の中の謎と、書かれた背景にある事情が並んで姿を見せ始める。未完の作品は何を語ろうとしていたのか。一人の作家の足跡を、本と人の記憶からたどる物語。
もう一度読みたいか、人に勧めたいか。
ほぼ謎解き。推理の過程そのものが読みどころ
人物が多いか構成に仕掛けがある。まとまった時間で読むほうがつかみやすい
切なさや余韻が長く残る
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執筆:めっぽ ・ 読んだ版:paperback
採点:2026年9月27日(選書スコア定義書 v1.1) ・ 更新:2026年9月27日
出典:書名・著者・版元・刊行日・ISBN