二つの密室も気になるけれど、誰の目で語られているかがそれ以上に気になる。事件と人間関係を一緒に考えるのが楽しい。
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嵐に見舞われた別荘で、二人の女性が、それぞれ閉ざされた部屋から遺体で見つかる。屋敷には西之園家の関係者も集まり、語り手はその場に居合わせた人物として出来事を振り返っていく。部屋の状況と人々の行動を考えると、二つの死には説明しにくい点がある。誰の言葉を、どの時点の出来事として受け取るべきなのか。別荘での人間関係と、語られていく事件の細部をたどる密室ミステリー。
もう一度読みたいか、人に勧めたいか。
ほぼ謎解き。推理の過程そのものが読みどころ
人物が多いか構成に仕掛けがある。まとまった時間で読むほうがつかみやすい
切なさや余韻が長く残る
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執筆:めっぽ ・ 読んだ版:paperback
採点:2026年9月27日(選書スコア定義書 v1.1) ・ 更新:2026年9月27日
出典:書名・著者・版元・刊行日・ISBN