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『失われた町』の書影
歴史

失われた町

三崎亜記 ・ 集英社 ・ 2009年11月 ・ 全1巻

4 / 5めっぽの評価

町が消えることより、消えた町を語れなくなることが怖い。失ったものを覚えている自由まで奪われる設定が引っかかる。

読了時間約 7.5 時間
謎の濃度2 / 5
読後感考えさせられる

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あらすじ

ある町では、一定の年月が過ぎると住人たちが姿を消すという、異常な現象が起きる。残された者や町に関わる人々は、その現実と折り合いをつけながら暮らしている。誰かがいなくなった後にも、日常や制度は続いていく。消失を前提とする世界で、人は何を記憶し、誰を待つのか。さまざまな立場から町を見つめる人物たちを通じ、喪失と共同体のあり方を描く。現実と似ているのに根本の条件が違う物語。

作品データ

著者
三崎亜記
版元
集英社
発売日
2009年11月
形式
長編(全1巻)
時系列
多層 ・ 十年以上
文体
ふつう
読む順
単独で完結
探偵役
探偵役なし
主要人物
13人 ・ 視点4
ISBN
本 9784087464986

スコア

総合満足度4 / 5

もう一度読みたいか、人に勧めたいか。

謎の濃度2 / 5

謎より人物描写・社会描写に比重がある

難易度中級

人物が多いか構成に仕掛けがある。まとまった時間で読むほうがつかみやすい

読後感考えさせられる

答えの出ない問いが残り、しばらく考え込む

内容に関する注意(2件)

こんな人に向く

こんな人には向かない

読む前によくある疑問

ネタバレを踏まずに読めますか
読めます。このページは既定で、結末や仕掛けに触れない状態で表示しています。 仕掛けの強度・フェアプレイ度・再読価値は、下の「ネタバレの設定」で 自分で開いたときだけ出ます。開くまでは、ページのどこにも値を書き込んでいません。
重い話ですか
読後感は「考えさせられる」です。 内容に関する注意として、子どもへの加害・精神疾患の描写を挙げています。気持ちが沈んでいるときは避けたほうが無難です。
シリーズものですか
この作品だけで完結します。前に読んでおくべき作品はありません。
ミステリーを読み慣れていなくても大丈夫ですか
難易度は3段階で「中級」としています。人物が多いか構成に仕掛けがあります。まとまった時間で読むほうがつかみやすい作品です。
謎解き重視の作品ですか
謎の濃度は5段階で2です。謎より人物描写・社会描写に比重がある。 トリックや密室を一番に求める場合は、濃度の高い作品のほうが合います。

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執筆:めっぽ ・ 読んだ版:paperback
採点:2026年9月27日(選書スコア定義書 v1.1) ・ 更新:2026年9月27日
出典:書名・著者・版元・刊行日・ISBN