死んだはずの人がテレビに映る、という入口がいい。大きな権力の話でも、普通の人の生活の延長として怖さがある。
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警察の監視が強まった東京で、死んだはずの人物をめぐる不審な出来事が起こる。関係者の行動を追ううち、個人の生活にまで入り込む権力の存在が見えてくる。身近な家族や知人を守ろうとしても、誰に話せばよいのか分からない。制度の側にいる人間にも、それぞれの迷いや事情がある。自由に行動することが難しい社会で、人々が事実を確かめようとする姿を描く。監視と犯罪が重なるサスペンス。
もう一度読みたいか、人に勧めたいか。
謎解きとドラマが拮抗している
登場人物が少なく、時系列も素直。ミステリーを読み慣れていなくても迷わない
答えの出ない問いが残り、しばらく考え込む
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執筆:めっぽ ・ 読んだ版:paperback
採点:2026年9月27日(選書スコア定義書 v1.1) ・ 更新:2026年9月27日
出典:書名・著者・版元・刊行日・ISBN