犯罪に使われた声にも、その後の人生がある。その当たり前のことが重い。大きな事件の陰にいる子どもたちが気になる。
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京都で洋服店を営む曽根は、古い録音テープに幼いころの自分の声が入っていると気づく。それは、昭和の未解決脅迫事件に使われた音声と似ていた。一方、新聞記者の阿久津は、その事件を調べ直す企画に取り組む。本人の知らない幼少期と、社会に残った事件の記録は、どこでつながるのか。二人はそれぞれ関係者を訪ね、年月のたった証言を集める。過去の犯罪が人々の人生に残すものを描く長編。
もう一度読みたいか、人に勧めたいか。
謎解きが物語を駆動する
人物が多いか構成に仕掛けがある。まとまった時間で読むほうがつかみやすい
つらい内容だが、読み終えると力強さや希望が残る
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執筆:めっぽ ・ 読んだ版:paperback
採点:2026年9月27日(選書スコア定義書 v1.1) ・ 更新:2026年9月27日
出典:書名・著者・版元・刊行日・ISBN